GARAGE LABOインタビューNo.5:早稲田大学 Culmony 代表 岩澤 直美氏


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今回は、幼児向けの英会話×多文化理解のワークショップを提供する”Culmony(カルモニー)”代表の岩澤 直美さんにお話を伺いました。

GARAGE LABOインタビュー

プロフィール

岩澤 直美(イワザワナオミ)氏
・早稲田大学国際教養学部1年
・日本とチェコのミックス
・Culmony 代表
・幼児向けの英会話×多文化理解の教室を運営

インタビュー

—さっそくですが、今一番注力されていることは何ですか?

Culmonyという団体での活動に注力しています。

7月末で、広尾で開催してきた教室が一段落したので、これまで作って来たコンテンツをもっと広めるために今は営業や新しい場所のリサーチなどを進めています。

—Culmony(カルモニー)はどのような団体なのでしょうか?またいつから始められたのですか?

Culmonyは”Culture(文化)”と”Harmony(調和)”を掛け合わせた造語です。

色んな文化がそれぞれの個性や良さを音色のように保ちながら、他の音色とキレイにブレンド出来るような、多文化が共生出来る社会を実現したいという想いが込められています。高校3年生の12月に立ち上げた団体で、今丁度9ヶ月くらい経ったところです。

幼稚園生と主に小学校低学年の子供達を対象とした教室を中心として開いていて、英語をツールとしながら色々な文化に触れられるような内容になっています。

それ以外にも中学生、高校生、大学生、社会人を対象にした英語のディスカッションのワークショップ、英会話や国際交流のイベントも開催しています。

教室では、勉強というよりも私や、他の担当の先生として来て頂いている留学生と、その国の料理を食べたり、その国の遊びを教えてもらってゲームをしたりする際にツールとして英語を使い、色んな国の文化を日本のものと比較しながら知っていく中で、世界の多種多様なものを馴染みのあるものしています。

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—色んな国籍の方が先生としていらっしゃるのですか?

毎週違った国の留学生に来てもらっています。

例えば、インドの留学生が来た時には、プロジェクターやスライドを使って子供達が見ていてわくわくするようなインドについての写真を見てもらいます。

電車の上まで人が溢れている様子であったり、手で食事をしている様子だったり、服装などの写真を見せて、「なんでだろう」とか「日本だとどうだろう」とみんなが疑問に思ってことについて話したりします。

海外というと、英語圏の人のイメージが強いと思うのですが、世界にはもっと色々な種類の人がいるということを当たり前の感覚として小さいころから持ってもらいたいと思っています。

小さい頃から慣れておく事で、自分とは違う人にあっても「怖い」という感覚や、何となく持っている偏見などなく、円滑なコミュニケーションをとることができるようになっていきます。

7月まではクラウドファンディング(小学生に向けた無料の異文化理解教室を開きたい!)で集めたお金で教室を、広尾のとある塾のスペースをお借りして無料で開講していました。

今後はその教室が使えなくなってしまうので、六本木ヒルズ周辺で教室を続けながら、別の施設などに出向いて教室やイベントを行っていく予定です。最近では玉川高島屋さんにある紀伊国屋書店さんの中の知育スペースでと学研さんとイベントを行っていました。

参加者の規模としては、一回の授業が4人の少人数のものから15人以上のものまであります。

私たちのコンテンツだと、年齢層が低いとそれだけスタッフが力をかけなくてはならないです。例えば幼稚園生であれば、6人子供がいるとすれば3人くらいスタッフがほしいところです。

子供達は英語に慣れるのが早く、ちょっと聞いているうちに自然と耳が慣れてだんだんわかっている気になってくるんです。

ジェスチャーを入れたり、写真を見せながら、指を指しながらやり取りをしていると、だんだん分かるようになってきて、3ヶ月間の期間続けるとはじめは英語が全くわからなかった子でも最後は英語で意見を言うことが出来るくらいまで成長します。

—Culmony(カルモニー)を立ち上げられたキッカケ・理由を教えてください

もともと、そういうことをしたいと思っていたり子供が好きという気持ちがありました。

高校時代から家庭教師をしたり、小学校でアルバイトをしたりしていたのですが、海外と日本を行き来する中で日本における海外文化の受け入れ方は海外と異なると感じましたし、色んな文化をもっともっと受け入れられる社会にすることが出来ないかと考えていたんですね。

幼稚園から小学校にかけて2年間ハンガリーに住んでいて、インターナショナルスクールで勉強していたのですが、その環境に身を置いていた時の感覚で日本の田舎の保守的な学校に帰って来た時に、見た目も違い、ピアスを付けていたり、一人だけ違う意見を言ったりするなどの理由ではじめは受け入れてもらえなかったり仲良くなれませんでした。

その時に一人一人に説明をしていったり、「私はこう思うけどみんなはどう思う?」と質問を投げかけてみたりすることで、時間はかかったけれども仲良くなる事が出来たんですね。そこでコミュニケーションがうまく行かないからぶつかるということを経験し、相手の文化を理解することが相互理解に繋がると感じました。

高校3年生の時に、当時通っていた小学校のクラスメイトの人たちが国際関係の学校に進みたい、英語を勉強したい、海外に留学したいという学生が増えたという話を耳にしました。

田舎の学校ということもあって元々進学率は高くなかったのですが、当時は自分へのいじめをなくすためにやっていたことが、結果として色々な人のキッカケに繋がったということを知りました。

この経験から幼少期からの異文化理解の重要性を改めて実感しました。もっと多くの小学生に経験してもらって、社会全体としてお金に余裕があるなしに関わらず誰もがそういう機会を平等に得られる場を作りたいという気持ちから、Culmonyという名前で無料の教室を始めました。

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—クラウドファンディング実施にあたり、moonshotを選ばれた理由はどのあたりでしたか?

moonshot自体、世話になっていた先輩が立ち上げたサービスであったので、やってみないかと声をかけてもらった時にチャンスだと感じてプロジェクトを出す事に決めました。moonshotのサービスのスタートと同時だったということで注目が集まるということを期待しました。

—moonshotで募集してみた感想はいかがですか?

私の周りは学生も多いので、共感して応援はしてくれるけれども資金面の援助は厳しい、ということで拡散や活動への参加をしながら手伝ってくれていました。

前から応援して下さっている社会人の方や、拡散してもらったときに活動を知って共感してくださった方々からご支援を頂くことが出来たおかげでプロジェクトは無事成功し、そういう方々の支援を受けて行っている活動なので重みを感じながら取組むことが出来ました。

はじめて会った方にもクラウドファンディングでやってたよね、と知って頂いていたりなど活動を広めることが出来ました。

—今後の展望を教えてください。

大学は卒業するつもりで、大学の勉強と両立してしっかり運営したいと考えています。

いずれは、もともとの夢でもあった国際機関で働けたらと思っているのですが、今はCulmonyとして自分のやりたい事が出来ているので、もっと大きな夢に向かって出来るところまで展開させていきたいと思っています。最終的に、Culmonyが私がいなくてもなんらかのかたちで続いていくような状態にしたいと思っています。

そのためには、まずは共感してくれるお母さんや教師の方にアプローチして行かなくてはなりません。お金があるとインターナショナルスクールに通わせられるのですが、そうではない人も教育を受けられるように、Culmonyの活動を一つの教育モデルとして確立して収益化し、公教育として実現できるようにしたいですね。

—この記事を読んでいる方は、これからキャリアについて考えようとしている学生の方が多いのですが、読者の方に向けてメッセージをお願いします。

私もそうなんですが、色々仕事が入ったりして忙しくなった時に、友達と過ごす時間が減っても、自分が楽しいと思ってることを常にしているからこそ、辛いとかしんどいとか感じることはあんまりないですね。

常に自分がモチベーションを高めながら出来る環境で好きな仕事をするのが大事なんじゃないかなと思います。

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自分のしたいことをしているとモチベーションも自然と高まって来るし、嫌な事もある中でそれを乗り越えられるのは好きな事をやっているからだと思います。

好きなこと見つけて追求するためには、まずは色んな体験をしたりする必要があると思うので、大学で色んなものを学んだりインターンに取組む中で自分が何に向いているのかということを見つけるといいと思います。

色んな経験しただけ、自分が好きなものを見つけられる可能性は増えると思います。

色んな選択肢がある中で、最後の選択は直感なのかと思います。就職活動にしても、その時点で好きな事が見つかっていない場合もあると思うのですが、そこで出会った人であったり、そこで見て聞いた企業のビジョンなどを聞いた上で、他の人の意見は参考程度に聞いて、最後は自分の直感に従って選んだ方が納得出来るのかなと思っています。

 

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