主体性について、自由過ぎる大学生活を経て学んだことを語ります。

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株式会社イノセンティブ(以下イノセンティブ)、インターン生のです。
私がインターン生になってから8ヶ月が経ち、
本日の夜の追いコンでインターン生として卒業します。

そんな私が働いたイノセンティブは、”主体的に働くためのサードプレイス”がコンセプトの
GARAGEというコワークスペースを運営しています。

今回はGARAGEのコンセプトにもなっている、”主体性” について
かなり抽象的な概念じゃないかなーと思うので、私が自分なりの考えを書きたいと思います。
異論も認めます。だって人間だもの。笑

少々長くなってしまいますが、お付き合いいただけると嬉しいです。

 

 主体的な人ってどんな人…?

突然ですが、主体性ってどんなことだと思いますか?

 

 

 

さて、あなたは頭の中になんらかのアイデア、イメージが浮かびましたか?
浮かんだあなたは主体性のある人、
そうでない人は私が考える主体性は持ち合わせていない人かもしれません。
(この答え少しずつ分かっていきます。) 

 

結論から言うと、私の考える主体性とは、
ビジョンや目標達成のために、当事者意識をもって行動することだと考えています。

つまり、主体性をもつためには、ビジョンや目標が必要不可欠ということになります。

 

 ビジョンや目標ってそんな簡単に見つからないよ…

自分も同じでした。
それはどうしてなのか?

私たちが生きてきた20年余りの人生のほとんどが義務教育という名のレールに載せられていて、
自分自身で考え、選択する機会がほとんどなかったからだと思っています。

自分のビジョンや目標を意識せずとも、
成績が良ければ評価され、偏差値によって優越が決められている社会に生きてきたのだから、
当然の結果なのかもしれません。

自分も中学高校と部活動に励んできた人間だったので、
大学の自由過ぎる環境、そして目標を与えてもらえない環境に苦しめられました。

 

 自分で考え、選択することの重要性

そんな中、僕の通っていた慶應義塾大学湘南藤沢キャンパス(以下SFC)は、
学生起業をはじめ社会で活躍する人が多いことで有名で、
明確なビジョンや目標をもった人、そして主体性をもった人が多いキャンパスです。

どうして他のキャンパスに比べてそのような現象が起こるのか?
それは“自分で考え選択する機会”が圧倒的に多いからだと思います。

同じ慶應の他の学部に比べて、
必修科目もなければ、カリキュラムも決まっていない、クラスもありません。
だからこそSFCはやりたいことに何でも手を出せる一方、
専門性を身につけずして卒業してしまうリスクもあります。

でもそんな環境だからこそ、SFC生は大学入学のタイミングから
自分の将来について自分で考え、決断し、行動していく習慣が身についているのです。

そしてそのような習慣が身に付くことで、
自分自身に責任をもつこともできるようになります。
今までであれば、だれか他人や外的環境のせいにしていたものが、
自分で決めることでその逃げ道をなくすため、より当事者意識をもって物事に取り組めるようになります。

冒頭に投げかけた問いも、主体性がある人であれば、
「自分なら○○だと思う。」とか自分の意見や考えを何らかしら持つと私は思っています。

つまり主体性とは、世の中で起こっている様々なことに対して、
自分ごとに、当事者として捉えられるようになるということにも等しいのです。
自分自身の身の回りのことで何か不都合があったら、誰だって治したいって思いますもんね。

これはGARAGEでも同じです。
GARAGE就活コミュニティは”自分で決める”ことを大切にしていて、
考えるために必要な情報や機会は与えますが、あなた以外の誰も決めることはしてくれません。

 

就活も主体的になることで得られるものが多い!

そしてこの話を通して私が伝えたいのは、
何事も主体的に取り組むことで、得られるものは圧倒的に変わってくるよってこと。
それは就職活動だって同じです。

何事も受け身になってやるのか、
主体的に、自発的に目標をもってやるのとでは、得られるもの(人、モノ、経験)が全く違うと思います。

だからそのために、どんなに小さくてもいいから目標を設定してみてください。
説明会で競合他社との違いを理解してくるでもいいし、
必ず手を挙げて質問するでもいいし、どんな些細なことでもいいのです。
そんな1つ1つの積み重ねが、主体性を生み、大きな結果として現れると思うから。

そうすることで内定以上にたくさんのものが得られる就活になると思いますよ!

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