行動的になって掴んだ今とこれからを語る!学生インタビュー:永光彩

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行動的になって掴んだ今とこれから!

デザイン!グラフィック!大好き!

デジタルハリウッド大学3年生。グラフィックデザイン専攻。 大学名を聞いた時にまず、どんなことを学んでいるんだろう?という疑問が浮かんだ。通称デジハリは、映像、Web、アニメ、グラフィックデザインなどのデジタルコンテンツが学べる大学。

–永光さんはなぜデジハリ大学に決めたんですか?

高校はド田舎の進学校に通っていました。大学進学する予定だったので、将来なりたい事や目的も無いままとりあえず予備校漬け。普通の大学に全く魅力を感じない高校生でしたね(笑)

中学生の時にイラストレーターの中村佑介さんのCDジャケットデザインや世界観に惹かれ、アジカンのCDをジャケット買いしたり電車の中吊り広告1枚で購買意欲を掻き立てたり、ポスターなどで人を呼び寄せるという部分に魅力を感じ、グラフィックデザインに興味を持っていたそう。

しかし、そんな思いを抱えながらも「親にも言いにくいし、このままどうしよう・・・ともやもやした日々。そして進路を決定しなければいけない高3の10月にさしかかった時に、模試で偶然、志望大学参考一覧の欄で「デジタルハリウッド大学という、聞きなれない大学名を見つけたんだそう。

–見つけた瞬間どうでした?

この横文字の大学はなんだ!と思って調べてみたら、見事に自分が飛び込みたい環境とマッチしていました!普通の大学と変わらなく4年間通えて大卒になるし、もともと興味のあったグラフィックの授業があってやりたいことが詰まってるし、いいとこづくしじゃんって!

そして、泣きながら親を一生懸命に説得したという永光さん。最終的に好きなことやりなさい!と送り出してくれたそう。

やりたい!行きたい!と直感で感じたことを濁さず、一歩踏み出した永光さん。かっこいい!

「商品をつくることから見えるやりがい・苦労

1年生から主体的にベンチャー企業でデザインのアルバイトを行ってきた永光さん。2年生になり、GARAGEに通うようになり、辻井さんの紹介で株式会社コミニティファクトリーのとあるアートディレクターさんと会うことに。

プロのアートディレクターさんに以前作成したデコレーション加工用のスタンプを見せたところ、いきなり駄目出しをくらう。

–どんなダメだしだったんですか?

今まで経験した会社って、社長も学生っていうこともあって、正直真剣に叱られるってことがあんまりなかったんですよ。

でも、デザインに特化してるプロのアートディレクターさんからは、【この要素は良いけど、このレイアウトがなっていない。かわいくない。】など指摘がすごく細かくて、具体的で驚きました!この人のもとで働きたい!勉強したい!しごかれたい!って思いました!

それから、インターンを始めたそうだ。永光さんは人気アプリ、DECOPICのスタンプのデザインを担当。永光さんのデザインした170円のスタンプは、なんとDECOPICのランキンングで2位を取ったそう!すごい!実際にそのスタンプを使って写真を加工してもらいました!

では、スタンプのデザインをするにあたっての苦労した話を聞いてみた。

–スタンプのデザインで苦労した点は?

細かいけどレースのデザインの縫い方もそれぞれ名前がついているんです。わかりやすい所でいうと、レースの中でも、チュールレースだったり。そういった細かいところまで、仕様書を作る段階で全部決めておかないと、作っている途中で完成形があやふやになって完成が遅くなってしまうんです!

永光さんの話を聞いてから、実際にデコメのスタンプを使う時に細かい箇所にこだわりがあるんだなあと視点が変わりました。実際の現場で仕事をやってみて1番やりがいを感じたことを聞いてみた。

–逆にやりがいとか感じたところは?

そうですねー、やっぱり自分の作ってるスタンプが使われているのを見つけた時は嬉しいですね!あとは自分の知らないテイストを作れたことです。

私、昔はどちらかというと原宿系とかロックっぽいの服装をすることが多かったんです。でも色、形、線の細さなどのテイストの違いで、かわいいの幅が広がるってことを実際の仕事を通して知れて、色んな「かわいいを発見出来て、自分の服装の幅も広がりました!(笑)

そして何より、デザインのプロの下で働いたことで、学生としてじゃなくて一人の社会人として扱ってくれたので、大変だったけど成長できたと思います!

GARAGEでも好きなことをする!

自分が苦労して作成したデザインというものを、目に見える形として世の中に発信できることの楽しみを体験した永光さんが、GARAGEを知ったきっかけは、デジタルハリウッド大学で開催していたイベントで、偶然にっぺと同じグループになり、GARAGE立ち上げの際に誘われたきっかけがことの始まりなんだそう。

–GARAGEは最初どうやってきたんですか?

大人の人って正直慣れてなかったんだけど、辻井さん、助田さんの人柄がすごい良くて、めっちゃいい人~♡って思って!

学校が近かったのもあって、電源もWIFIも装備されていて環境も素敵!定期的に来なきゃいけないよー!など、変な決まりも無くて、最初は来れる時間に自由に作業スペースとして利用していました。

現在は、月に1度開催されているイベント、GARAGE LOUNGEでDJを担当している。

–DJやってるなんてかっこいい!

音楽が好きなんです。グラフィックに興味を持ったきっかけでもある、アジカンのボーカルがブログで、普通は自分の曲サイコー!って書くところを、自分の好きな曲をおススメしていたんですよね。 それで中学から結構色んなジャンルの音楽を聴いていました。

GARAGE LOUNGEが始まった頃、深井さんがDJをやっていて、楽しそうだなあ!私もやりたい!と思ったのと、パソコンをMac Book Proに変えたタイミングでDJを始めました!

DJもお酒もあるフランクな雰囲気で、学生と社会人が交流する空間であるGARAGE LOUNGEがもっと盛り上がるためにも、その場の音はかかせない存在。 そして永光さんは、これからDJだけでなく、もっとGARAGEの活動にコミットしていきたいという。

–GARAGEでやりたいことは?

0からのプログラミング講座など、GARAGEでやってるセミナーにもっと行きたいし、例えばフライヤーだったりとか、デザインやグラフィックなど自分の得意な面でGARAGEをサポートしていきたいです!

やりたいことには素直にやろう!

そんな音楽においてもデザインもおいても興味をもって好きなことを主体的に行っている永光さんは、どういう大人になりたいんだろう?

–将来は何になりたいんですか?

アートディレクターになりたいです!そしてグラフィック、広告などのデザインを通して人の心を動かしたり、感動を与えられる人になりたいです。

今は自分の作ったもので誰かの気持ちを動かしたいという気持ちが一番だけど、ゆくゆくは他の得意分野を持った誰かと一緒に物を作ったり、後輩に教えたりすると思うから、その時に必要なスキルも身につけたいです。

好きなことに対して素直に行動し、知識もつきスキルも身につけ、人生楽しい!と語る永光さん。

GARAGE YOUTHのロゴ by 永光デザイン

–同じ世代の人にメッセージください!

親に反対されても、自分の好きなことをやって本当によかった!きっかけは直感でもいいから、あれこれ考える前にまず動く!動いてから分かった事や得た物って、例え失敗と思っても、成功と思っても一生大切な経験になります!

自分のやりたいことが出来たり、一人では出来ないことも仲間が集まればやりたいことに繋げられる環境がGARAGEにはあります。

皆さんも一度永光さんがDJをしているGARAGE LOUNGEに来てみてください!また、DJをやってみたいという方が集まるイベント、mini DJ LOUNGEもあります。

LOUNGEに限らず、GARAGEにも気軽に足を運んでください!

次回は、GARAGE最年少ながら、超・期待の星である富山諒子さんです^^☆

インタビュー:新井彩香(4月)

永光彩
デジタルハリウッド大学 グラフィックデザイン専攻
https://www.facebook.com/ngmt400?fref=ts

投稿者プロフィール

前田 勇介
前田 勇介
島根県出身。福岡の印刷会社で法人営業部門からキャリアをスタートし、 3年目から東京事業所へ転勤となり、大手通販会社のイベントプロモーションを手掛ける。30才を機に、紙でのプロモーションのみに限界を感じ、WEB広告ベンチャー企業へ転職。5名の立ち上げメンバーとしてキャリアチェンジ。3ヶ月後、コミュニケーション能力を買われ、日本最大手の広告代理店へ1名で常駐。年間約200万円だった売上を5年間で約2億円の売上に増加。社内MVPを受賞。5年後、大手顧客支援、商品企画のマネージャーとして6名の社員をマネジメント。1年間で売上は120%増。新商品を6商品リリース。企業の拡大に伴い、人事部門の設立が必要となり、その立ち上げを任され、人事部長として現在採用、制度設計、教育、労務に携わる。

その後、若手人材の就労増加を目的として約3年間キャリアカウンセラーを経験。現在はイノセンティブにて新卒、中途それぞれのキャリア支援に従事。
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